少年消防クラブ・髙橋さん、キャッチフレーズ入賞

 少年消防クラブは、町内会を母体として組織し、札幌市に45クラブ、約610人の小学生・中学生・高校生クラブ員が活動しています。栄東地区には、「栄東ひのまる少年消防クラブ」がありますが、このほど、札幌市消防局が募集したクラブ員募集にかかる「キャッチフレーズ」で、同クラブの髙橋妙果さんの応募した「FIRE ALARM 心のアラーム発動だ!」が入賞されました。

 2月9日、東区民センターで開催された東区防災研修会の前段で寺越章人・東消防署長から表彰状が授与されました。髙橋さんはキャッチフレーズについて、「地域の防災訓練を通じて、地域の力がいかに重要かを知り、大人だけでなく、学生の力も合わせて地域を守っていきたい」と作成にあたっての思いを語っていました。

 今回、市内の少年消防クラブ員から42作品の応募があり、高橋さんの作品を含めて3作品が入賞しています。髙橋さんが語られたように、防災は学生や若い世代を含めてあらゆる世代の力を結集することが大切で、幼少年期から防火・防災に係る知識、技術を習得し、災害時において最低限必要な生命・身体保護の習得を図ることを目的とした少年消防クラブをまさに体現したキャッチフレーズと言えそうです。髙橋さん、おめでとうございます。

(授賞式の様子(左上写真)、表彰状を受けた髙橋さん(右上写真))

キャッチフレーズに込めた思いを語る髙橋さん
髙橋さんが中学生で唯一参加した栄小学校での住民主体による実践的避難所運営訓練
避難所訓練で受付業務を担う髙橋さん(写真左)

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