巧妙化する特殊詐欺にご注意-栄町町内会合同パトロール

 特殊詐欺が後を絶ちません。キャッシュカードをだまし取るカード詐欺、区役所を名乗る還付金詐欺など、手口も巧妙化しています。2021年に札幌方面では、140件・約5億9千万円の被害が発生しています。

 そこで、1月20日、栄町町内会(五十嵐力会長)では、栄東交番の警察官と合同で特殊詐欺の防止活動に重点においた町内パトロールを実施しました。この日、ケアセンター栄町(東区北47条東17丁目)に集合した町内会の役員6名と栄東交番の2名は、2手に分かれて「特殊詐欺防止を呼び掛けるチラシ」を周辺のマンションなどに投函しました。

 自分が特殊詐欺に遭う可能性が「低い」と考えている高齢者が多いと言われていますが、実際は多くの被害が続いています。被害防止には、「人とのつながりが大切」という研究成果もあります。家族はもとより地域が一丸となって高齢者に啓発していくことが大切です。厳寒で、滑りやすい冬道にもかかわらず、栄町町内会の地道な活動には頭が下がります。