感染症に油断は禁物。マスク、手指消毒は基本

 昨年5月に新型コロナの法的な位置づけが変わり、感染対策にルーズになっていませんか。例えば、札幌市の下水の含まれている新型コロナウィルスは、依然として高水準で「下水サーベイランス(下水疫学調査)結果」は、引き続き警戒が必要と表示しています。

 こうした現状に、感染予防の大切さを再認識してもらおうと栄東連合町内会女性部では、2月29日、札幌市東老人福祉センターで「健康ウォーク・健康講座~感染予防のコツ」と題して健康講座を開催しました。

 講師は、札幌東徳洲会病院感染管理室 看護師長の石塚孝子さんです。新型コロナをはじめ、インフルエンザ、ノロウィルス、RSウィルスの現状などをデータで示しながら、感染予防のコツなどのお話をいただきました。感染予防の基本は、マスクに手指消毒、除菌などですが、例えば、「人込みでない外を歩くときはマスクを外し、人込みではマスクをする」などメリハリのきいた感染予防対策が必要なことを再認識した講座でした。

 ニュースでも新型コロナが報道されることが少なくなりましたが、決してインフルエンザも含めて終息したわけではありません。スタッフを含む27名の参加者でしたが、参加したお一人は、「最近は、感染予防がルーズになっていました。今日は階段の手すりなど多くの人が触れる場所に触れたので手指消毒をしっかりします」とお話しされており、早速、講座の成果を実践されていました。

下水サーベイランス(下水疫学調査)結果は、引き続き警戒が必要としています
司会の村木女性部長と講師のお話に聞き入る講座の様子

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