横断歩道設置に難問。栄町小スクールゾーン

 11月30日、栄町小学校でスクールゾーン実行委員会が開催されました。これは、栄東地区の連合町内会、交通関係団体や交通安全運動推進委員会、校区内の町内会、PTA等で構成し、校区内の交通事故防止を目的として結成されたものです。

 この日、19名の委員が出席し、栄町小学校の交通安全・防犯指導の結果やPTA社会委員の活動報告ののち関係機関からの情報提供などがありました。冬季に入り、歩道等が雪で覆われますが、土木センターからは除排雪について、また、東警察署からは交通事故は加害者や被害者双方に悲惨な結果を招き、交通安全の大切さを今一度思い起こそうとの話がありました。また、スクールガードからは、子どもたちに指導するとともに、親が模範を示すことに大切との意見がありました。

 懸案の栄町中学校と小学校の間の横断歩道設置については、警察から設置方針が示されていますが、設置場所に北電の電柱があり、移設には多額な費用がかかりますが、基本的には原因者負担となり、警察も負担する仕組みもないため、暗礁に乗り上げています。

 数十万円の電柱移設費用を捻出する方法がないと横断歩道設置は難しい状況です。周辺の町内会も連名で要望書を提出した経緯はありますが、前途多難と言えましょう。今後も、関係先への継続的な働きかけを継続していくとしています。

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