自転車ルール順守が課題。栄小スクールゾーン

 栄小学校で今年度第1回の栄小学校スクールゾーン実行委員会が、7月18日に開催されました。この委員会は、関係団体が一丸となって校区内の子どもの交通安全を最重点として、交通安全上の諸施策の推進を目的としています。

 5年度は、東区内でバスの前から子どもが飛び出しけがをした事故や校区内でも正面から来た大人の自転車が児童に接触する事故、そして、7月17日には、東区内で軽トラックと乗用車が衝突する死亡事故が発生しています。夏休みを前に子どもたちの安全をどう守るかが大きな課題です。

 委員からは、自転車が横断歩道に急に侵入し、右左折の自動車による事故が懸念されること、また、4月からヘルメット着用が努力義務化されましたが着用率が低く、何とか普及させなければならないこと、さらには、歩道を走行する自転車が歩行者を追い越すとき接触の危険があるなどの指摘がありました。

 家庭で、親が率先垂範して正しい交通ルールを身に着けさせることが基本ですが、家庭、地域、そして学校が危険行為を見かけたら注意を促すなど、まさにこの実行委員会の目的である関係団体が一丸となって取り組む必要性を再認識した委員会でした。次回は、12月に冬の交通安全をテーマに開催される予定です。(子どもの写真はイメージです)