ひのまる消防クラブ。消防署で研修会開催

 少年消防クラブは、消防に関するクラブ活動として、防火防災に係る知識、技術を習得し、ボランティア活動や、地域に密着した様々な活動を行っています。栄東地区には、「栄東ひのまる少年消防クラブ」があり、7月14日、東消防署栄出張所で研修会を開催しました。

 この日、まず、同出張所の消防士さんから、実際の救急車・消防車(水槽車)を前に、車両や装備の説明を聞きました。普段目にすることのない装備の数々に、子どもは興味津々です。目を輝かせながら「これはどのように使うのですか」と質問をしたり、実際に重い装備を手にしたりして救急や消防活動の大変さの一端を学びました。

 また、研修時間中に救急車の出動要請があり、庁舎内に緊迫した空気が走り、迅速に出動していく救急車を見送りながら救急活動の実際に触れることもできました。その後、出張所内の仮眠室、事務室、待機室などを見学、24時間火災や事故ですぐに駆け付けられる体制で、私たちの安全安心な暮らしを支えてくれていることを知りました。

 少年消防クラブでは、規律訓練やロープの結び方やけがの手当ての方法などを練習したり、消防署や消防車のほか、火災現場や救助現場で使う道具などを見学したり、さまざまな活動で明るく元気な心身をつくり、地域の防火・防災意識の向上に努めています。

 保護者の同意があれば、クラブ員になれます。ご加入を希望の方は、次の東消防署予防課に連絡をお願いします。

●少年消防クラブへの加入申込方法

 札幌市東消防署予防課(011-781-2100)へ連絡してください。

◆参考 少年消防クラブ員の募集チラシ

bfc2022_a4ダウンロード

◆幼年・少年消防クラブ(札幌市消防局のページ) クラブの活動の一端がわかります。

研修会中、救急車の出動を見守るみなさん
水槽車の装備の説明(1)
水槽車の装備の説明(2)