地域は地域の手で守る。防災訓練の事前学習会

 平成30年9月の北海道胆振東部地震は、東15丁目屯田通りの陥没や3か所の避難所開設など衝撃的な出来事でした。その教訓を生かして、万が一の時、地域が主体的に避難所運営に取り組めるよう、6月25日には、栄小学校を避難所にして第2回目の実践的な避難所運営訓練を予定しています。

 6月15日は、日の丸会館でその運営を担う栄東連合町内会3分区の各町内会の役員などが集まって、事前学習会を実施しました。訓練は、この日出席したメンバーが、受付班、避難スペース班、避難物資班に分かれて、6月25日の朝、避難所を実際に設営して、1・2・4分区の参加者を実際に受付、避難スペースを割り当て、備蓄物資を備蓄庫から運び、支援物資を配布という実践さながらの訓練です。

 まず、栄東地区を取り巻く災害の可能性や避難場所などについて説明し、3つの班の業務の流れを説明し、質疑応答を行いました。各班の班長も指名され、この日の学習を踏まえて、訓練当日、メンバーに担当を割り振ることとしました。参加者31名は真剣そのものです。「地域は、地域の手で守る」。そんな意気込みを感じさせる学習会となりました。 

受付班を総括する南口さん
避難スペースを担う山田班長
備蓄物資班を担う片山さん
行政を頼らず、地域は地域の手で守ろうと挨拶する菊地会長

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