延500名超が支えた!子どもの心弾む盆踊り

~第4回ひのまる公園盆踊りの軌跡~

 8月1日、2日、ひのまる公園で、「第4回ひのまる公園盆踊り」が開催されました。栄東地区の子どもたちが伝統行事にふれあう機会をつくり、思い出とともにふるさとを感じてもらおうとはじめた栄東地区まちづくり未来会議のイベントです。5月20日の伝統行事復活プロジェクトにはじまり、8月3日の後片付けに至るまで、延べ575名の地域ボランティアが作り上げたその軌跡を追ってみました。

会場いっぱいに広がる来場者
従事者への注意事項を説明する
片山・実行副委員長
開会あいさつの菊地・未来会議代表

過去最大の子ども盆踊りの輪。笑顔がはじけた2日間

 8月1日、2日には約3千人の子どもたちが会場を訪れました。保護者を含めれば、約7千人がひのまる公園を埋め尽くしました。令和5年に30年ぶりにひのまる公園での盆踊を復活し、その効果が年々高まりつつあります。

 盆踊りを開催しても、市内各地では、踊りの輪に入れない子どもが多いと言います。栄東地区では、輪が次第に広がっており、当初のねらいが確実に効果を表していると言えましょう。踊りに夢中の弾ける子どもの笑顔がなんとも素敵です。

今年も子ども盆踊りの太鼓演奏は、栄中太鼓部のみなさん
お菓子配りの前に、櫓の上から立ち上がらないよう呼びかける髙橋・実行委員長
子どものお菓子は両日で約3000個準備
優しくお菓子を手渡すスタッフ

変わり盆踊り・盆ダンスで会場が盛り上がる

 ひのまる公園盆踊りのプログラムは、第1回から北海道ならではの子ども盆踊りと大人向けの北海盆踊りの間に、ポップな曲の盆ダンスを挟んだ構成です。

 栄東地区では、通年で延べ40数回の「盆踊り教室」を開催し、伝統的な盆踊りに加えて、ポップな歌謡曲、ディスコサウンド、クリスマスソングまで、様々な曲で盆踊りを楽しんでいます。

 講師の保坂史郎さん、井上久代さんを中心に、盆踊り教室のみなさんが、盆ダンスを盛り上げます。親子で踊りの輪に入って、楽しそうに踊る子どもの姿に、暑さの中、長時間踊る先導のみなさんも疲れを忘れさせてくれたことでしょう。

盆ダンスにも年々参加者が増加

北海盆踊りのフィナーレに会場の大拍手

 

 北海盆踊りが、何といっても北海道の盆踊りの定番です。最後のプログラムとして、約45分間、藤野佳代さんとそのお弟子さんたちの迫力ある太鼓演奏が踊りを盛り上げでくれました。北海道盆踊り普及連合会、盆踊りを楽しむ会・四季のみなさんも駆け付け、踊りを先導してくれました。

 まだ、子ども盆踊りの輪よりも小さいですが、みなさんの思い、熱意が、北海盆踊りの大輪をつくってくれることでしょう。最後の太鼓の乱れ打ち後に、思わず会場からの大拍手は、ひのまる公園ならではの感動を広げてくれました。

北海盆踊りには、子どもたちも参加

ボランティアの熱い思いと手づくりで大成功を導く

 ひのまる公園盆踊りの成功の秘訣は、お一人おひとりのボランティアの熱い思いと経験やノウハウを生かした手づくりです。

 7月31日には、機材の保管場所を提供してくれている嶋田久昭さんの倉庫で、3台のトラックに重いテント、机、椅子、発電機など必要な備品を積み込み、8月1日には、早朝、ひのまる公園に運び、数時間で会場の完成です。櫓は、みずほ町内会の髙橋節雄・会長が資材を提供、そのリーダーシップで迅速に立ち上げていただきました。会場の各コーナーの看板や投光器等の照明は、山田豊・栄東連合町内会交通部長の経験やノウハウが生かされています。

 暑さの中、子どもたちのために、栄東地区福祉のまち推進センターがスーパーボールやヨーヨー釣りコーナーを、社会福祉法人麦の子会が輪投げコーナーをそれぞれ運営してくれました。

 子どもにとって夏のイベントでの定番、綿あめやかき氷は、栄中央第一町内会と中学生が運営を担いました。ビール・飲料コーナーは、栄東連合町内会女性部と地区内の単位町内会が中心です。吹き出す汗と格闘しながら、美味しい焼き鳥、たこ焼きなどを提供いただいたのは、栄東地区青少年育成委員会の皆さんです。

 会場設営、会場警備、撤収に延べ90名の人員を提供した社会福祉法人とらくろは、運営にとって最大の力を発揮してくれました。照り返しの強い丘珠空港通り横断の見守りには、栄東地区交通安全母の会が中心に実施しました。会場で大量に出るごみは、ひのまる公園ラジオ体操会のみなさんに担っていただきました。

 さらには、様々な町内会の皆さんが、近くの事業所の迷惑対策、駐車場対策に、地区内の郵便局の皆さんは、各コーナーで各団体をサポートしてくれました。子どもたちへのお菓子購入には、86団体・個人から多くの協賛金が寄せられ、お菓子には地域の優しい気持ちが込められていました。

 こうした参加していただいた団体とボランティアのお一人おひとりの熱い思いと献身は、盆踊り開催になくてはならない支えでした。大規模なイベントに関わらず、設営や運営に企業への委託は一切行わない手づくりの盆踊りが最大の特徴です。「第4回ひのまる公園盆踊り」の成功は、参加されたみなさんのおかげです。この場をお借りしてお礼申し上げます。さあ、第5回に開催に向けて、また、スタートです。

トラックの膨大な資材を降ろし作業開始
足場板とコンテナが椅子代わりに
テント設営①
テント設営②
櫓を組む高橋会長(中央右)
姿を現した櫓
提灯を櫓に付けるボランティアの皆さん
盆踊りの輪の白線引き
テント屋根に見やすい看板を設置
協賛いただいた企業・団体・個人の皆様
連町女性部と単位町内会が運営を担ったビール・飲料コーナー
券売方式の飲料コーナー
暑さのためか、飲料は1400余りが完売
福まちが支えるスーパーボールすくいなどのコーナー
ヨーヨー釣りの様子
スーパーボールすくい
栄中央第一町内会が運営したわたあめ・かき氷コーナー
大人気のかき氷
中学生もボランティアで参加
青少年育成委員会が運営した焼き鳥などのコーナー
大人気の焼き鳥コーナーは今回も完売
毎回大行列も創意工夫でさばく
麦の子会が運営する輪投げとパン販売コーナー
安くておいしいパンはすべて完売

運営を支える影の主役、スタッフのみなさん

ごみ回収は大変な作業
会場を巡回し、ごみを回収
ごみは、大きなテントいっぱいに
子どもたちの安全な横断をサポート
アスファルトの照り返しに耐え、安全を守る
会場近くの横断歩道
隣の商業施設の迷惑駐車防止も
無断駐車を監視するスタッフ
烈々布神社の駐車場を来場者用に
きめ細やかな対応で盆踊り成功につながる