子どもに寄り添う栄新和町内会・盆踊り開催

 栄新和町内会(山﨑俊男・会長。加入世帯930世帯)では、8月11日・12日の2日間に、栄新和公園(東区北48条東9丁目)で子ども盆踊りを開催しています。町内会エリアの15歳未満年少人口は約450名ほどですが、町内会がその子どもたちにも寄り添い、その健やかな成長を願って実施するものです。

 8月11日にも真夏の夜空に、「そよろそよ風牧場に街に 吹けばチラチラ灯がともる ~ シャンコシャンコシャンコシャシャンがシャン 手拍子そろえてシャシャンがシャン」、北海道発祥の「子供盆おどり唄」と太鼓の音が響きわたり、約150名の子どもたちが踊りに興じていました。

 新型コロナの位置づけが変わり、昨年、実に4年ぶりに復活したイベントです。太鼓の叩き手は、町内に住む栄中学校の太鼓部の女生徒2人がお手伝いし、威勢のよい音が響きます。

 踊りは、一時間余りでしたが、参加の子どもたちはその楽しさを大いに満喫したようで、最後は、恒例のお土産をもらって笑顔で会場を後にしていました。

 盆踊りといってもその準備は大変な作業です。資材を運び、櫓を設置し、提灯を4方につるし、会場の周辺では交通の誘導棒を手にした役員の皆さんが、子どもたちの安全を守ります。夏の風物詩として欠かせない盆踊りも、役員のみなさんの大変な作業があって開催ができるのです。役員のみなさんの町内に住む子どもたちに対する熱い思いの表れと言えましょう。

 なお、子ども盆踊りは、8月12日も同じ会場で午後6時から7時に開催されます。

盆踊り終了後、座ってお菓子配布を待つ子どもたち
開会のあいさつをする山﨑・町内会長
会場周辺で子どもたちの安全を見守る役員