演歌体操とバーチャル花見でシニア憩いの広場

▲プログラム一つ目は、栄東地区で大人気の演歌体操
 3月25日、札幌市東老人福祉センターで「シニア憩いの広場」を開催しました。この会は、寒い北国の冬をみんながひとつの部屋・場所に集まって、エネルギーを節約し暖かい空間と時間を共有しようというウォームシェアとして平成24年から始まったものです。この3年は、新型コロナの流行で中止していましたが、ようやく陽性者が減少傾向に入りましたし、開始当初と同様の灯油の高騰もあって今回、実験的に再開にいたったものです。

 主催は、栄東地区地区まちづくり未来会議、札幌市東老人福祉センター、栄東地区福祉のまち推進センターの3団体で、栄東地区で大人気の演歌体操と一足早くバーチャルで花見を楽しむ2つのプログラムで実施しました。残念ながら抽選で30名近くが落選しましたが、スタッフ合わせて55名が演歌体操で心地良い汗を流し、美しい映像で全国各地の桜の名所を訪ねました。

 演歌体操では、指導の大高一郎先生の軽妙でウィットに飛んだお話で笑いが絶えず、巧みな指導でたちまち「きよしのズンドコ節」をマスターしていました。3番までの全曲を体操しても皆さん疲れを見せず、笑顔が満開でした。お花見は、栄東まちづくりセンターの竹重・副センター長の解説で、10か所の桜の名所をめぐりました。幻想的な夜桜に会場からは「素晴らしい」との声もあがっていました。

 このように地域の皆さんが一つの場所に集まることは、単にエネルギーの節約ばかりではなく、暖かい空間と時間を共有することでコミュニケーションを図り、絆(きずな)を深めることにもつながってくれることでしょう。

▲バーチャルな花見を楽しむ会場の皆さん

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