超高齢社会(栄東地区)を見える化してみた!

 統計上は65歳以上を高齢者と言いますが、65歳を超えて働く人も多く、老人と言われることに抵抗のある方も少なくないのではないでしょうか。

 日本老年学会・日本老年医学会は、75歳以上を「高齢者」、65歳以上74歳以下を「准高齢者」とする新たな定義を提言しています。75歳は、加齢とともに身体機能が落ちる節目とも言われています。このため、栄東地区の75歳以上の人口を見える化してみました。

 2021年10月住民基本台帳人口でみると、75歳以上人口は4,514名で全体の12.8%を占めます。2030年の割合を推計しますと16.4%と3.6ポイント上昇します。また、条丁目ごとの75歳以上は下の図のとおりです。2021年は、各条丁目で75歳以上人口の割合が30%を超えるところはありませんでしたが、2030年には、24の区画が30%を超える状況になります。

 このように、 2030年には75歳以上人口の顕著な増加が見て取れます。一人暮らしの高齢者も当然に増加していくことが予想され、こうした増加を見据えて、地域で健やかに生き生きと、かつ安心して暮らせるまちづくりが急がれていると言えましょう。



(75歳以上の条丁目ごとの数値は、2021年10月1日現在の住民基本台帳人口による)


(上記推計は東区の純移動率、女性比を算出し、コーホート要因法に基づくものです。条丁目ごとの数値は概ねのデータとしてご覧ください)


(国勢調査2015年データを基礎に推計した65歳以上の一人暮らし高齢者)

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