七夕の伝統を今に伝える。栄町東子ども会

 伝統的に北海道では、8月7日が七夕とされています。古くから「ローソク出せ出せよ 出さなきゃ ひっかくぞ〜」の歌が町内に響き、子どもたちが一軒一軒家を回る習慣がありました。最近では、あまりそうした姿を見かけなくなっています。しかし、栄町東町内会ではこの習慣が今も健在です。

 現代ではローソクの代わりにお菓子ですが、同町内会の栄町東子ども会では事前にお菓子を戴けるお宅を募って、「栄町東子ども会七夕の会」と書いた目印を掲示してもらい、七夕の今日、子どもたちが家々を回りました。子どもたちはこれを目当てにお宅を廻って、リュックに一杯のお菓子をもらって大満足です。

 栄ケ丘公園では、子どもたちが柳の木に「願いごと」を書いた短冊を飾り、七夕気分も最高です。猛暑が続く毎日ですが、子どもたちは元気に、古き良き伝統の七夕を満喫していました。子どもたちの健やかな成長を願う地域力に感謝です。


協力してくれる家庭に掲示した目印と公園に集まった子どもたち

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする