栄東地区青少年育成委員会

令和3年度の事業報告

 2021年度も新型コロナウィルスの影響で多くの活動を中止せざるをえない1年でした。はじめて企画した子どもたちのための演奏会は取りやめ、毎年恒例の雪フェスタも2年連続の中止となりました。

 唯一新型コロナの間隙を縫って開催した「ひのまる公園移動動物園」は、公園に提示された小動物を見て、触って、子供たちの笑顔があふれていました。開催は10月3日、新型コロナ禍の中、何とか子どもたちを笑顔にしたいと、栄東地区青少年育成委員会が主催し、栄東連合町内会や青パト隊、交通安全指導員、交通安全母の会など地区交通関係団体が協力して実施したものです。

 当日は、天候が心配されましたが、台風通過後の晴天に恵まれ、ウサギやヤギ、ミーアキャット、リクガメ、リス、ニシキヘビなど十数種類の動物たちが展示され、一部は直接さわることもでき、子どもたちは小動物たちとの触れ合いのひとときを楽しんでいました。アヒルやウサギには、エサやりができ、元気にエサをほおばる動物たちの様子に「まあ、カワイイ」と子どもたちの歓声があがっていました。当日の一番人気は、何といっても大きなヘビを肩にのせての記念撮影です。怖そうな大蛇をものともせず、首に巻いてカメラに向かってポーズをとりながら、記念撮影していました。

 このほか、育成委員会が「青少年を見守る店」登録推進や厳寒の歳末、子どもの健全願って街頭巡視も実施しています。

 「青少年を見守る店」は、子どもたちへの温かい声かけや、子どもに悪影響を及ぼすものは「売らない」「見せない」ようにすることで、子どもたちが健やかに安心して過ごすことができるまちづくりに協力していただくお店です。これは、家庭と地域の方々、企業が一体となって、子どもを見守ろう社会の輪を広げようという活動の一環です。今、同委員会委員がペアになって、コンビニや飲食店など地区のお店を回ってチラシを配布して協力を求めています。登録しますと、次のような協力をいただき、地域と一緒になって子どもたちを見守っていただきます。昨年度末で栄東地区には114店が登録されています。

 歳末の街頭巡視は、 冬休みも子どもたちに健全に過ごしてもらいたいと願い、12月26日に北42条東7丁目の北海道銀行・ドン・キホーテ前からイオン栄町店までの街頭パトロールを行いました。こうした地道な活動が、栄東地区の青少年健全育成を支えています。